ミューヲタがミュージカル婚活に参加した話

2年ほど前に話題になったミュージカル婚活。
(ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2016の時)

その時の参加者の一人(女性)が、詳しい報告を書いたものの、現在は記事を削除したのか、読むことは出来ない。ただ、男性視点の記録があっても良いのでは?と思い、匿名で記事を公開してみる。

(具体的な作品名や役者名は出さないでおく。それでも、参加者(女性)が読めば、こちらが誰かは分かるような気もするけど)


そもそも、このミュージカル婚活。来日公演やガラコンサートがあるたびに実施されていたものの、基本、土曜の夜公演に開催ということで、日曜休日者には無縁だったこの企画。しかし、今回は日曜夜公演に開催という事で募集経過を観察。

基本は15人程度の募集。
その後、『男性一人、女性二人を募集』、『女性参加者9人、男性2人割引料金で募集』という経過ののち、最後には『男性1人割引料金で募集』となり、女性の参加費よりも安くなるという珍しい現象に。

集合は開催時間の30分前。
20分前に行ってみると、部屋には長机が8つ、2人ずつ座れるようにセッティング。普通に頭上で、昼公演をやっているので歌声が聞こえる。ただ、閉めると防音がしっかりしていて聞こえない。普段はオケの待機やミーティングで使ってる部屋。

男女8人ずつの参加かと思ったら、女性が8人に対し、男性は5人の計13人でスタート。そのため、女性に1人キャンセルが出た模様。

最初に劇場の紹介、コンサートの概要、そして、ツールの説明(自己紹介カードとメモだけで、今回、マッチングカードは不使用)

そして、特に仕切りもなく、長椅子に座ったまま、10分のフリートークが始まる。他の参加者の会話も聞こえるのでは?と思ったけど、自分達の会話が弾んでいれば、気にならない。そう、弾んでいれば。

開演3時間前に始まり、2時間をこれに費やし、1時間のフリータイムで開演時間に。ただ、この会場を出た時点で、あとはご自由にお過ごし下さいというスタイル。

席はセンターブロックに7人(女男女男女男女)、列を変えて2人(男女)までは確認出来たものの、他の4人がどこにいたのか把握出来なかった。事前説明で近くに固まっていると言ってはいたので、帰ってしまった可能性も。

男性参加者2人と少し話す機会があったのだが、両方とも観劇は少なそうな印象。

終演後はそのまま解散。他の参加者が連絡先の交換をしてたかは不明。



で、実際、普段から観劇している女性参加者の割合はどれくらいなのか、というと、
継続して観劇している人は2人、
別のジャンルに移行して昔ほどは通ってない人が1人、
ディズニー作品を一回ずつ程度が2人、
ほとんど観てない人が3人
という結果。
(あくまで、10分のフリートークの感触)

冒頭で触れた記事でも、男性参加者はそこまで観ていないと書かれていたが、女性参加者もそこまで観ていないと思われる。


話に出てくる作品数は四季、宝塚、東宝の順。
継続して観劇している人になると、特定の役者や生徒が好き(だった)というパターンや、今回の企画だけに海外役者の名前が出てくる参加者も。

ただ、ほとんど観てないの中には、ストプレ(老舗劇団)や歌舞伎といったミュージカル意外の作品名が出てくることもある。

あと、意外とミュージカル映画は観ている人が多い。と、言っても、昨年のピアニストが主人公の作品とか、今年のサーカスの興行主の作品と言ったオリジナル作品で、ミュージカルから映画(その逆)を観ている人は、やはり少数派。


色々観ている雑食系は今回の参加者ではいなかった。これはたまたまなのか、そんな人は日曜の昼に、こんな企画に参加しないだけか。

以上、観劇ヲタがミュージカル婚活に参加した体験談でした。

なお、この企画で連絡先を渡すタイミングは、フリートークの時間が終わって、一時的に解散となった直後がオススメかと思われる。